よくあるご質問 FAQ
1- 「あの人は何ですか??」
ツアーでイタリア旅行していると各地の観光で何だかついて来るだけのイタリア人がいます。
添乗員さんがちゃんと「この人は現地のライセンスを持ったガイドさんです」と紹介していても実際にガイディングをしてくれるのは日本人、肝心のイタリア人ガイドは別にナニする訳でもなくいつの間にか来て去って行くそんな経験ありますよね?
法律でライセンスを持たない者は観光ガイドすることが禁じられていますし、昔はイタリア国籍がないとガイドライセンス試験を受けられませんでしたが現在はOK。但し各州で習得の仕方、範囲に差があるのが現状です。私達はフィレンツェ県の範囲内でのライセンスを取ったガイドグループです。
トスカーナ州には他にピサ県、シエナ県などがあります。
2−「美術館の予約はどうしたらいいの?」
ハイ・シーズン(2月中旬から11月中旬、クリスマス、お正 月前後)はUffizi と Accademia美術館は予約をしたほうが安心です。日本の旅行代理店でも予約は可能ですが、もちろん予約手数料を別に取られますので、自分で電話できる方はトライしてみましょう!
(日本語は通じないので、英語/伊語に自信がある方のみ??)
フィレンツェ全ての国立博物館の予約ができます。
Firenze museiという会社で、電話番号は
(イタリア国番号+39)055—294883
予約の際には名前を残すだけでOK。予約番号をくれますのでメモしましょう。予約料金は現在3ユーロです。
もしくは英語に自信のない方は、日によっては当日予約、または翌日予約が取れる場合があります。Uffizi美術館の場合は、
直接行き、入り口2番の係員に聞いてください。もしくは、Calzaiuoli通リ(ドゥオーモからシニョリア広場に続く通り)のオルサンミケーレ教会の裏手にも予約事務所があります。
また私達ガイドの予約をしていただいたお客様にはこちらで予約いたします。(実費のみ、手数料はかかりません)
3−「あの人達は働いていないんですか???」
イタリアの街角で、朝から立ち話をしている人をよく見かけます。
日曜でもないのに?と疑問に思われるようです。大概はもう年金生活に入っている人達であったりしますが、中には勤務中で朝食休憩をとっている人もいます。イタリア人の朝食は簡単なものが多く、伝統的に1回めの朝食は起き抜けにエスプレッソだけ、
2回目(10時頃)にカプチーノとブリオッシュ、というパターンが多いようです。
また年金生活者といっても、かつての年金制度では 、例えば
公務員は15年間勤務で年金が受給できた、といった事情もあり
意外に若い人も多いのです。
お喋りが大好きなイタリア人は勤務中も暇を見つけては立ち話に励むのですね…
4−「けんかしているんですか???」
イタリア人同士で話しているのを見ると、身振り手振り、大きな
声を張り上げているので、けんか?と思う事がありますが大概は
違います。イタリア語は喋る時に口を大きく開けてはっきり発音
するようになっている言語なので、声も一段と大きく響きます。
また自分の意見ばかり言って、人の話を聞かないタイプも多い為
まるでけんかしているように見えてしまうのかも…。
5−「犬の糞の始末はしないんですか」
はっきり言ってしない人が殆どです。一応飼い主が始末するする
ように市の条令等で定められていて、違反者には罰金が与えられ
ますが、私は始末している人はめったに見掛けません。
但し市によっては規制が行き届いているのか、市民の意識が高い
のか、ちゃんとしているところもあります。大体公共社会意識が
高いのは北イタリアのような気がします。
フィレンツェでは馬車も多いので、犬の糞なんてかわいいもの…
騎馬警官や馬車の御者は糞の始末しなくてもいいみたいです。